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教室の基本理念

WATER BIOLOGY

創設の精神を受け継ぎ新しい薬理学を先導する

「生きている」とは、どういうことなのか?とても簡単そうですが、いざ答えようとすると意外と難しい奥の深いテーマだと思います。幸運にも我々は、「地球」という大変美しい惑星に生存しています。地球以外にも生命が存在するか否かはさておいて、地球上の生物は、「水」と「空気(ガス)」によって生かされているといっても過言ではないでしょう。実際、ヒトの体の70%近くを水分子(H2O)が占めています。「水に対する理解を深めることで生命現象の本質に迫っていきたい。」そんな思いで、「Water Biology」という概念を提唱しました。すなわち、「水分子の振る舞いから生命現象を捉え直していく」ことを目指しています。具体的には、従来の分子・細胞生物学、生化学的手法に加えて、1)最先端の光学系技術を駆使した水分子のイメージング、2)コンピューターによる水分子動態のシミュレーションなどを取り入れて、生体における水の役割を理解していきます。これらの研究は、薬理学の分野においても、消化管上皮や血液脳関門における薬物の吸収や脳組織における薬物動態のより正確な理解に繋がると考えています。